ピアノの種類

ピアノあれこれ

それぞれの楽器がそうであるように、ピアノにも数多くの種類があります。
その多くは構造的なものだが、一気にそれによって音色も異なっています。
ピアノの音色は生誕から300年、基本的には変わっていません。
ただ、派生によっておんなじピアノも全然違う音色のものが出来上がり、それがまたさらなる派生を呼び、かなりの数のピアノが生まれました。
ピアノは、「グランド・ピアノ」と「アップライト・ピアノ」の二つにものすごく分けられます。
グランド・ピアノは、非常に大型のピアノです。
その音の響きから、天井の厳しい球場などで使用される鍵盤楽器です。
一方のアップライト・ピアノは、要するに家庭用のピアノです。
学校などに置かれているピアノは、基本的にはこのアップライト・ピアノです。
グランド・ピアノが地面と水平になるよう弦とフレームを配しているのに対し、アップライト・ピアノは地面と垂直に配しています。
その結果、グランド・ピアノほどは場所を取らないサイズとして、それによって一般家庭にも普及したといわれています。
また、この他にも、電子ピアノ、電子方ピアノ、キーボードなど、近年になって生まれたピアノもあり、これらもそれぞれ構造や音色が異なっています。
そうして、これらの中それでも一層多数の派生を見てあり、その種類はかなり膨大な数にのぼります。
近代のピアノにおいては自動演奏が可能なピアノも出来上がり、その演奏スタイルにまで大きな変化をもたらしました。
ひとくちにピアノといっても、このようにさんざっぱら多くの種類が存在しているのです。

グランド・ピアノ

家庭用のサイズではないので、ほとんど一般家庭ではなじみのないグランド・ピアノ。
但し、ピアノの歴史をわかる上では、このピアノを無視することはできないでしょう。
設置するときの問題は、断然その大きさでしょう。
スペースを大きく使うだけではなく、天井の高さにも気を配る必要があります。
また、その音の大きさもあって防音対策も必須です。
そのため、グランド・ピアノは家庭で使用するのはチラホラ厳しい楽器といわれてきましたが、本当は近年においては「家庭用グランド・ピアノ」も誕生しているのです。
グランド・ピアノもさまざまな派生を果たし、複数の種類が誕生しています。
その種類分けは主にサイズで行われてあり、最も大きい「2.2~3m」のサイズのものは、「コンサートグランド」と呼ばれています。
コンサートグランドは、コンサートが浴びるホールや演奏会の会場などで使用されます。
コンサートグランドをしばらくコンパクトにしたピアノが、「パーラーグランド」です。
パーラーグランドは「1.7~2.2m」のサイズで作られたグランド・ピアノです。
このサイズであれば、家庭用としても利用できます。
そうして、それよりも一層狭いグランド・ピアノもあります。
「ベビー・グランド」と呼ばれるピアノです。
ベビー・グランドは、1884年にゾーマー社が特許を取得しています。
サイズ的には本当にコンパクトですが、一般家庭で見分ける機会はそれほど短いかもしれませんね。
グランド・ピアノの特徴は、その音の伸びです。
アップライト・ピアノ等、他のピアノには無い滑らかさがあり、非常に壮大な音色となります。

アップライト・ピアノ

球場など、ごく一部でしか見掛けることのないグランド・ピアノとは対照的に、アップライト・ピアノは学校をはじめ、さまざまな場所で見掛けることの出来る最もノーマルなピアノです。
その最大の特徴は、グランド・ピアノに対してサイズがコンパクトな点で、スペースを取らないことから、家庭でも置き易い、庶民派のピアノとして普及の一翼を担いました。
また、価格がグランド・ピアノと比べて安価な点も、普及の大きな要因といえるでしょう。
あんなアップライト・ピアノには、構造的な問題として、グランド・ピアノと比較すると連弾などのときの反応がある程度つまらないという点があります。
これは、内部構造が「横から弦をハンマーで叩いて音を出す」というものになっているためです。
グランド・ピアノの場合は縦からハンマーが落ちるという構造なので、重力が加算されます。
そのため非常に反応が速くなるのですが、アップライト・ピアノの場合はその重力の恩恵を受けることができません。
そこがプロの方々にとっては大きなデメリットとなるため、球場などで彼等が演奏する場合は、アップライト・ピアノが使用浴びることはないようです。
とはいえ、アマチュアの人が普通に演奏する分にはなんにも問題はありません。
つまり、アップライト・ピアノはアマチュア用のピアノということになります。
かりに、プロを目指すためにピアノを購入するという場合は、最初はアップライト・ピアノで練習し、セミプロレベルになった時点でグランド・ピアノに買い替えると良いでしょう。

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